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2月の誕生石「アメシスト」の高貴な輝きを身に纏う

January 18, 2022

それぞれに特別な意味が込められている誕生石のジュエリーは、ご自分へのご褒美やプレゼントに人気のアイテムです。今回は高貴なパープルカラーが神秘的な、2月の誕生石アメシストの意味や石言葉などをはじめ、たくさんの魅力を紹介します。あわせて、アメシストの美しい輝きを堪能できるおすすめジュエリーもチェックしていきましょう。

サムネイル

2月の誕生石、アメシストの石言葉・由来・パワーは?

4℃のネックレス

2月の誕生石は、透き通るパープルカラーが美しいアメシストです。そのアメシストに込められた石言葉や由来、色の種類などを紹介します。

アメシストは高貴な輝きを放つ水晶の一種

置かれたアメシスト

アメシストは水晶の一つで、パープルの輝きが美しいことから、和名では「紫水晶」と呼ばれています。アメシストは古くから世界各地の儀式などで用いられ、位の高い人が身に着けていたとされる高貴な石です。古代の西洋や東洋では、紫色の天然染料をあまり採取できなかったため、アメシストはとても貴重なものとされていました。

キリスト教では指輪、ユダヤ教では胸当ての装飾にアメシストを用い、儀式を行っていたといわれています。また、古代エジプトではアメシストを「魔除け」として使用していたそう。さらにイギリス王室では、現代でも紫をロイヤルパープルとして用いており「紫色=高貴の色」という考え方が浸透しています。

日本においても、紫は高貴な色です。広く知られているのは飛鳥時代に聖徳太子が定めた、冠位十二階ではないでしょうか。冠位十二階とは日本最古の冠位で、朝廷に仕える臣下を12の等級に分けた制度のことです。等級ごとに色が定められており「大徳」や「小徳」といった位の高い等級に紫色が使われていたと伝えられています。

アメシストの色の種類

アメシストは色に濃淡があり、透明度が高くて紫色が濃いほど価値が高いです。多くのアメシストが紫色ですが、同じ結晶の中にアメシストとシトリンの2色のクォーツが含まれた「アメトリン」もあります。アメトリンは南アメリカにあるボリビアのアナイ鉱山と、産出地が1つしかないため、採れる量も少なく希少です。バイカラ―のように2色がはっきりと分かれているものがジュエリー用の宝石として人気があります。

その他、一般的なアメシストよりも淡い紫色をしたラベンダーアメシストや、紫色に近い明るいピンクカラーが特徴のピンクアメシスト、稀少なグリーンアメシストなどカラーが豊富です。

アメシストの由来・伝説

アメシストの原石

先述した通り、アメシストはキリスト教では指輪、ユダヤ教では胸当ての装飾にアメシストを用い、儀式を行っていたといわれています。また、古代エジプトではアメシストを魔除けの意味で使用していたそうです。

アメシストの語源は「酒に酔わない」というギリシャ語、由来はギリシャ神話に登場する月の女神「ダイアナ」の女官「アメシスト」です。ダイアナがアメシストを救うためにアメシストの体を水晶に変え、そこにぶどう酒を注いだ後、美しい紫色に染まったことから宝石のアメシストが生まれたという神話が残っています。

また、結婚を禁止された恋人たちの愛を結ぶ手助けをした、古代ローマの司教である聖バレンタインがアメシストの指輪を身に着けていたという伝説もあり、「恋人の石」や「愛の石」ともいわれています。

アメシストの産出地

アメシストの主な産出地はブラジルです。ブラジル最南端州のリオ・グランデ・ド・スール州は、特に生産性の高い産出地として知られています。また、ボリビアのアナイ鉱山もアメシストの産出地として有名です。パンタナール湿地にあるアナイ鉱山には、神秘的な雰囲気が漂っています。

その他、ザンビア、スリランカ、マダガスカル、中央アフリカ、ウルグアイも質の良いアメシストの産地です。その中でも、ザンビアのカリバ・アメシストの鉱山から産出されるアメシストは最高品質のものが多いといわれています。

アメシストの石言葉

4℃のネックレスを身につけた女性

宝石には、それぞれ特別な石言葉が込められています。2月の誕生石アメシストの石言葉は、「真実の愛」「心の平和」「誠実」。愛を守りながら育む力を与えてくれるといわれており、「愛の守護石」とも呼ばれているのです。身に着ければ心身に、やすらぎや癒しをもたらしてくれるでしょう。また、視野が広がりインスピレーションが湧き上がるともいわれています。

アメシストは、2月が誕生日の方はもちろん、愛に包まれ心穏やかに過ごしたいと願う方にもぜひおすすめしたい宝石です。

2月の誕生石アメシストジュエリーの選び方

4℃のアメシストジュエリー

続いてはアメシストジュエリーの選び方を紹介。品質にまでこだわったジュエリーを選べば、永く愛用できるでしょう。

1.傷、濁りのないアメシストを選ぶ

ひびや傷、白っぽい濁りがないアメシストは品質が高いとされています。

2.色合いが鮮やかで透明度の高いものを選ぶ

アメシストは、薄紫から濃い紫までカラーバリエーションが豊富です。一般的に紫色が鮮やかで濃いものが価値が高く、薄くなるほど価値が低いとされています。色だけでなく、透明感もアメシストの価値の高さと比例するのだとか。色の鮮やかさや、透明感の際立つアメシストは品質が良いといわれています。ただし、品質だけにこだわるのではなく、直感的に良いと思ったアメシストを選ぶのもおすすめです。

2月の誕生石アメシストを使ったおすすめの4℃ジュエリー

誕生石のジュエリーはスペシャルな意味が込められた、1つは持っておきたいアイテム。 ここでは、お守り感覚で身に着けられる、洗練されたアメシストのジュエリーを紹介します。

一本でアメシストとダイヤモンドが楽しめるネックレス

清潔感溢れるホワイトゴールドと、さわやかな煌めきを放つアメシストを組み合わせたネックレス。アメシストの裏側にはダイヤモンドが使われており、リバーシブルで使えるジュエリーです。そのためお守り感覚で身に着けながら、スタイルやシーンに応じて2Wayで楽しめるでしょう。

デコルテに上品な輝きを灯すアーチラインネックレス

ゆるやかなラインがデコルテをより美しく魅せてくれるネックレス。上品なダイヤモンドを周りに配することで、アメシストの高貴な輝きがより引き立ちます。アメシストのパープルカラーとピンクゴールドは相性が良く、スタイルをフェミニンで可憐な印象に。ダークカラーが多くなる冬のコーディネートの差し色として取り入れるのも素敵ですね。

大人フェミニンなハートモチーフネックレス

変色しにくい「エターナルシルバー」を使用したアメシストネックレス。可憐なオープンハートの中でアメシストとダイヤモンドが寄り添いながら煌めきます。「誠実」「真実の愛」などの石言葉をもつ2月の誕生石アメシストが、胸元に可憐な彩りを添えます。

2月の誕生石アメシストジュエリーの豆知識

4℃のアメシストネックレス

アメシストは2月の誕生石だけでなく、結婚17年目を祝う記念ジュエリーでもあります。その他アメシストのジュエリーを購入するのであれば、押さえておきたいお手入れ方法などの豆知識を紹介します。

アメシストは結婚17周年を祝うアニバーサリージュエリー

紫色の花を集めたブーケ

アメシストは結婚17年目を祝うアニバーサリージュエリー。米国では6周年のアニバーサリージュエリーでもあります。愛の守護石ともいわれているアメシストは、夫婦のお祝いとしてもふさわしい宝石です。結婚17周年の記念にアメシストのジュエリーをぜひ、プレゼントの候補の1つにしてみてはいかがでしょうか。

アメシストは日頃からの簡単なケアが大切

お手入れされるジュエリー

宝石や鉱物の硬さの尺度を表すのがモース硬度です。モース硬度が大きいほど硬く、天然の鉱物の中で一番硬いとされるダイヤモンドはモース硬度10。これに対し、アメシストを含むクォーツはモース硬度7です。きちんとお手入れしていれば耐久性のある宝石といえますが、傷つきやすいので単独で保管しましょう。また、アメシストは激しい温度変化によってフラクチャーと呼ばれるひび割れを起こす可能性や、長時間強い光に当てると退色する可能性があるので注意してください。

とはいえ、日常的なケア方法は簡単です。使用後は、その都度やわらかな布で優しく拭くようにして、汚れが落ちない場合は中性洗剤を少量溶かしたぬるま湯に浸けて軽く洗います。やわらかな歯ブラシなどでなでるように汚れを落とすのもおすすめです。洗浄後は、水滴の跡が残らないようにしっかりと拭き取り保管します。

2月の誕生石アメシストの高貴な輝きを味方につけて

4℃のアメシストとダイヤモンドのネックレス

誕生石のジュエリーは大切なシーンで自信を与えてくれる特別なアイテムです。アメシストの美しく透き通るパープルカラーは、身に着けるひとの魅力をより引き立ててくれます。また心に安らぎや、愛の温もりを感じさせてくれる石言葉もあなたを後押ししてくれるでしょう。2月生まれの方はぜひ、アメシストの高貴な輝きを身に着け、おしゃれを楽しんでみませんか。

誕生石についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。

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