choose
一生モノのパールジュエリーの選び方。テイスト別のコーディネートも紹介
November 29, 2022
純白の輝きが美しいパールを使ったジュエリーは、身に着けるだけで上品な印象に仕上がる人気のアイテム。冠婚葬祭だけでなくカジュアルな普段使いもできるパールは、永く愛用することが可能です。この記事では、パールの魅力やパールジュエリーの選び方、パールジュエリーを使ったテイスト別コーディネートなどを紹介します。
contents
- 上品に輝くパールの魅力
- 純白の輝きが美しいパール
- パールの由来・逸話
- パールは6月の誕生石
- パールの種類
- アコヤパール
- 白蝶真珠
- 黒蝶真珠
- 淡水パール
- パールジュエリーの選び方
- おすすめのパールのサイズ
- 巻きが厚いものを選ぶ
- 照りが良いものを選ぶ
- キズが少ないものを選ぶ
- 真円に近いかたちを選ぶ
- 【テイスト別】パールジュエリーを使ったコーディネート
- 【カジュアル】大ぶりのパールをアクセントに
- 【フェミニン】華奢なものを複数使いして華やかに
- 【クール】パールの輝きでモノトーン風に
- パールの輝きを楽しむ4℃のジュエリー
- 立体感と動きのあるパールネックレス
- パールがアクセントのイヤーカフ
- パールとダイヤモンドの可憐なピアス
- パールの保管方法とお手入れ方法
- 保管方法
- お手入れ方法
- パールのエレガントな輝きを纏って
上品に輝くパールの魅力
パールは古くから世界各地で愛されてきた宝石です。パールの上品な輝きに心惹かれるひとも多いのではないでしょうか。まずはパールの魅力や石言葉について見ていきましょう。
純白の輝きが美しいパール
パールは貝の中で生成される宝石の一種。シンプルなデザインのパールジュエリーであれば、慶弔問わず身に着けられるため「一生モノのジュエリー」として愛されています。
パールの由来・逸話
パールの語源はラテン語で「洋ナシ」を意味する「Pearl(ピルラ)」。パールのかたちが果物に似ていたことに由来しています。
独自の美しい光沢を持つことから「月のしずく」や「人魚の涙」に例えられ、古くからジュエリーとして身に着けられてきました。日本での歴史も古く、縄文時代の遺跡からパールが発見されています。
また、昔は宝飾品だけでなく、化粧品や薬の材料としてもパールを利用していました。古代エジプトのクレオパトラがパールを酢に溶かして飲んだという逸話も残されています。
パールは6月の誕生石
誕生石はそれぞれの月にちなんだ宝石のこと。自身の誕生石を身に着けていると、幸せが訪れるといわれています。パールはムーンストーンと同じ6月の誕生石です。石言葉は「健康・長寿・富」などで、その清らかで純白のイメージから、身に着けるひとを守ってくれるといわれています。
誕生石一覧はこちら 月の誕生石を一覧でご紹介。各誕生石をタップすると意味やその誕生石を使ったネックレス、リング、ピンキーリング、ピアス、イヤリング、イヤーカフ、ブレスレット、ペアアイテムなどアイテム一覧を見ることができます。自分用はもちろん、プレゼントやお守りにもおすすめです。
パールの種類
パールは、生成される貝によってさまざまな種類があり、それぞれに違った魅力が備わっています。主要なパールの種類とその特徴を見てみましょう。
アコヤパール
アコヤ貝から生成される「アコヤパール」は、聞きなじみのあるひとも多いでしょう。「和珠」とも呼ばれ、取り引きされているもののほとんどが日本産です。キメの細かさや上品な光沢が魅力。ほとんどのアコヤパールはホワイトやクリーム色ですが、ピンクやグリーンなどのカラーもあります。
白蝶真珠
白蝶貝から生成される「白蝶真珠」は、オーストラリアや東南アジアなど、暖かな海で生成されます。真珠層が厚くてパールのサイズも大きめのものが多く、華やかさが魅力のひとつです。
黒蝶真珠
黒蝶貝から生成される「黒蝶真珠」は亜熱帯〜温帯の海で生成され、特にタヒチで採れるものが有名です。ブラックパールとも呼ばれていますが、カラーはブラックのみではなく、ブラウン・グリーン・ブルーもあります。
淡水パール
「淡水パール」はその名のとおり、川や湖などの淡水に生息する貝から採れるパールで、ジュエリーにも多く取り入れられています。主な生産地は中国や日本で、シワの少ないものほど価値が高いとされています。さまざまなかたちのものが採れるため、ジュエリーのデザインも幅広いです。
パールジュエリーの選び方
パールのジュエリーを選ぶ際に、どんな点を重視して選べば良いのか分からないひとも少なくはないでしょう。続いては、サイズを選ぶ際の基準や質の良いパールの選び方を紹介します。
おすすめのパールのサイズ
大ぶりのパールはフォーマルなシーンに、小ぶりのパールはカジュアルな普段使いが一般的です。シーンや気分によって好きなものを選べるのがジュエリーの楽しさですが、パールは年代別に似合いやすいサイズの目安があります。
20代におすすめなのは、7〜7.5ミリほどの控えめサイズのパール。上品さを纏いたい時やパーティーシーンに活躍します。
フォーマルな場も増えてくる30代は、8ミリほどのパールがおすすめです。結婚式や子どもの入学式、卒業式などにも着けられます。
大人の魅力を兼ね備えた40代になると、8ミリ以上の大きさを着けても悪目立ちしません。パールの輝きが首の周りを華やかにして、若々しく魅せてくれます。
巻きが厚いものを選ぶ
パールの核を巻いている「巻き」が厚いものを選ぶようにしましょう。巻きが厚いものほど複雑な色合いが重なって神秘的に輝きます。巻きが薄いものは中の核が透けて見えるので、自然の光に当ててみると分かりやすいです。
照りが良いものを選ぶ
照りとは、いわゆる光沢のこと。巻きが厚く滑らかなものほど照りが良くなります。照りが良いパールは表面に映るものがはっきりし、内面から深みのある輝きを放ちます。照りが悪いパールは外見はきれいに見えますが、像がぼんやりして輝きに深みを感じにくいでしょう。
キズが少ないものを選ぶ
パールのキズは自然に付いたものと、加工時に付いたものがあります。貝の中で真珠がつくられる過程で自然に付くキズは「エクボ」と呼ばれ、天然真珠の証とされています。とはいえ、キズがないことに越したことはないため、できる限り少ないものを選ぶと良いでしょう。
真円に近いかたちを選ぶ
パールは完璧な丸のかたちに近いほど、価値が高いとされています。いちばん価値があるのは、真円のラウンド型。また、左右対称のきれいなかたちをしたドロップ型も、希少価値が高めです。
【テイスト別】パールジュエリーを使ったコーディネート
パールはさまざまなテイストのファッションに似合う、取り入れやすいジュエリーでもあります。パールジュエリーのコーディネート例を紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【カジュアル】大ぶりのパールをアクセントに
カジュアルコーデにパールを取り入れる時は、おおぶりなものを選ぶのもおすすめです。パールがアクセントになって、上品でこなれた印象をつくってくれます。ジャケットのような、きちんと感のある服と合わせるときれいめに仕上がりに。動きのあるパールジュエリーを選ぶと、立体感も生まれます。
【フェミニン】華奢なものを複数使いして華やかに
フェミニンに決めたい時は、華奢なパールジュエリーを選んでみてください。パールは、レーストップスのような甘いデザインの服との相性も良いです。パールがワンポイントになったデザインのものを選ぶと、清楚さがより引き立ちます。細身のチェーンネックレスを重ねて、華やかさをプラスするとおしゃれです。
【クール】パールの輝きでモノトーン風に
クールにパールを纏いたい時は、デザイン性の高いものがおすすめ。チェーンとパールを組み合わせたネックレスは、トレンドライクな印象を演出しやすいです。黒のトップスにパールが映えて、モノトーン風に仕上がるのがポイントです。
パールの輝きを楽しむ4℃のジュエリー
パールジュエリーはひとつ持っておくと重宝します。ここでは、多彩な4℃のパールジュエリーの中から特におすすめのアイテムを紹介します。
立体感と動きのあるパールネックレス
流れるような動きのあるラインでパールを包んだネックレス。立体的なデザインが、華やかさをプラスしてくれます。ロングタイプで秋冬のニットコーデに合わせやすい点も魅力です。
パールがアクセントのイヤーカフ
耳の内側部分でパールが輝くイヤーカフ。シンプルながらも存在感のあるデザインで、おしゃれな耳元に魅せてくれます。反対側は地金になっていて、リバーシブル使いも可能です。ジェンダーレスに身に着けやすく、コーディネートを選びません。
今話題のジェンダーレスジュエリーとは?アイテムの選び方やおすすめ商品を紹介 ジェンダーレスジュエリーとは性別にとらわれることなく、おしゃれを楽しめるジュエリーのこと。この記事ではジェンダーレスジュエリーの概要やデザインの特長、アイテムごとの選び方、おすすめのジェンダーレスジュエリーを紹介します。ジェンダーレスジュエリーの特長や選び方を知り、おしゃれを楽しみましょう。
パールとダイヤモンドの可憐なピアス
優しく輝くパールにダイヤモンドが添えられたピアス。どちらの存在感もあり、華やかな印象を与えてくれます。洗練されたデザインで、トレンド感も忘れません。幅広いコーディネートで活躍するでしょう。
パールの保管方法とお手入れ方法
普段使いだけでなく、冠婚葬祭においても何かと活躍する機会の多いパールのジュエリー。永く愛用するためにも、保管方法やお手入れ方法も知っておきましょう。
保管方法
パールは表面が傷つきやすい宝石です。保管する際はジュエリーボックスの中で仕切りをつけるなどして、他の宝石と触れないようにすると安全です。
また、パールは乾燥した場所に置くと枯れた状態になりますが、湿気が戻ると膨張します。これを繰り返してしまうと、ヒビが入ってしまうことも。熱や紫外線にも弱いので、直射日光が当たる場所や、高温・多湿・極度に乾燥する場所に置かないよう気を付けましょう。
お手入れ方法
パールはデリケートな宝石。化粧品や洗剤、果汁ジュースなどの食品に含まれる酸や化学物質によって、変色や溶解のおそれがあるので注意が必要です。身に着けた後は、やわらかな乾いた布で汗や汚れを拭き取りましょう。
パールの一連ネックレスなどは、永く愛用していると伸びや擦れによって糸が弱くなるので、2〜3年に一度、糸替えをすることをおすすめします。
パールのエレガントな輝きを纏って
上品さと華やかさを併せ持つパールの美しさは可憐な大人の女性にぴったり。さまざまな場で活躍するパールジュエリーは、ひとつ持っていれば重宝するアイテムです。パールのエレガントな輝きを身に纏い、魅力をより一層際立たせましょう。
6月の誕生石は「ムーンストーン」など3種類。それぞれの意味や複数ある理由を紹介 6月の誕生石は「ムーンストーン」と「パール」。どちらもフォーマルなスタイルになじむのはもちろんのこと、カジュアルなファッションもシックにまとめてくれるアイテムです。この2つの誕生石が持つ意味や、おすすめジュエリーをご紹介します。