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華やかな桜色×ナチュラルメイクで春らしい横顔を演出して

January 31, 2020

4℃のジュエリーをより美しく魅せるスタイリングを男性の観点から提案していただく人気企画。第8回目は今年の春イチオシの4℃「Sakura Collection」に合わせたヘアメイクをヘアメイクアップアーティストの遠山さんにご提案いただきました。

サムネイル

パリコレ、東京コレクションといった輝かしい舞台のバックステージでのお仕事経験もあるヘアメイクアップアーティストの遠山さん。今回は4℃の「Sakura Collection」の魅力を引き立てるヘアメイクのポイントを教えていただきました。

母や姉とは違う「ヘアメイク」という道

ヘアメイクを目指されたきっかけを教えてください。

きっかけはあまり言いたくないですけど(笑)母と姉が美容師で自然とそういう美容の仕事には興味があったのですが、弟なので習い事も姉と同じ事をしたり、後を追う人生だったので、2人は美容師だけどヘアメイクでちょっと違う事がしたかったんです。

具体的には、メイク学校に通いながら美容院でアルバイトをしていましたね。1年、2年で身につく技術ではないと気づいたので、メイク学校を卒業してから美容院に就職して技術を学びながら、27歳の時に師匠について、3年間美容師とヘアメイクのアシスタントの両立をしていました。

ヘアメイクの柔軟性を知って楽しくなった

2足のわらじ生活は苦労も多かったのでは?

美容師のお給料だけだとなかなか苦しくて、ヘアのセットサロンのアルバイトもしていたんです。

自分は学校で学んだように、基礎のスキンケアから、メイクもベースからお粉までしっかりしなくちゃと頭が固くなっていたんですが、実際の現場では「肌キレイだし、フルカバーではなく、いい素材を活かして部分的なカバーだけでいいじゃん」みたいな方も多く、「もっと柔軟でいいんだ」って思いました。そういう柔軟さや発想を感じる事で、ヘアメイクの面白さを知りました。

実際コレクションや舞台、雑誌の撮影では状況も環境も時間も変化し続けるので『柔軟さ』はとても大切だと実感しています。

パリコレや東京コレクション、憧れの場所での仕事も

-印象に残っているお仕事を教えてください。

師匠がパリコレクションのバックステージなどで活躍をしていて、アシスタントの時にパリの話をたくさん聞いて憧れていたんです。

その後、フリーになってから思い立ってパリに行ったら、師匠がパリコレのバックステージに入れてくれて。東京コレクションのバックステージも経験していましたが、憧れの場所で仕事ができた事はとても印象に残っていますね。

最近では、松任谷由実さんのツアーを担当した事が印象に残っています。精力的にツアーをされる方ですが、ベスト・アルバムリリースのタイミングだったので、規模も大きくてやりがいや感動がたくさんありました。

2020年におすすめしたいのは「カラーメイク」

カラーメイクというと少し難易度が高いイメージがあるのですが・・・

そんなことはありませんよ。一見難しそうに思えるカラーメイクですが、ボルドーや青のマスカラを洋服の色と合わせて着けてみたり、カラーのアイラインをワンポイントでひいたり、意外と簡単に取り入れられるので少しイメージを変えたい大人の女性におすすめです。

最近さまざまなブランドからカラフルなラインが出ています。アイシャドウ、アイライナーなど、コーディネートに合わせてお気に入りのものを選んでみても良いですね。

さり気ないジュエリーなど、垣間見える「女性らしさ」を意識して

女性とお仕事される機会が多いと思いますが、グッとくる仕草とかはありますか?

そうですね。ライブの現場とかたまに舞台の現場もしているんですが、そういった現場はスタッフが黒子といって、真っ黒な服でいることが多くて。

女性スタッフがヘルメットをしていたり、腰に工具を巻いているんですが、そういう時にちらっと胸元に華奢なネックレスが見えた時のギャップだったり、手入れがされている爪など、女性らしさを見るとグッときますね。

繊細さ、デザインにこだわった「SAKURAコレクション」の魅力

4℃の「SAKURAコレクション」をご覧になった感想を教えてください。

繊細な作りと、色がすごく可愛いと思いました。花びらの部分が角度で色の見え方も違うし、着けた時に少し角度がついて、デザインも繊細なところが素敵ですね。

細部まで宿ったデザインのこだわりが女性の方の心にも響くと思いました。

春をイメージしたナチュラルメイクでジュエリーを引き立てて

「SAKURAコレクション」に合わせていただいたヘアメイクのポイントを教えてください。

全体的に桜、春のイメージをして、柔らかい雰囲気をイメージしました。桜の淡いピンク、春の空の青さ。夏の真っ青なブルーではなく。淡いブルーですね。

柔らかい印象を大事にしたかったので、髪をウェーブにして歩いた時や風が吹いた時にふわっと揺れるのも意識したりしました。

2つのスタイリングでは目元を少し変化させていて、薄いピンクを目元に使ったり、淡いピンクをリップに少し入れています。ただ、ジュエリーが目立つようにメイクは作り込みすぎずナチュラルに仕上げてみました。

<この記事で紹介したアイテム>

インタビュー&ヘアメイク 遠山直樹(Iris)

カメラマン Chen CheKai
モデル 松井 麗

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