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ジューンブライドの意味と由来とは?取り入れ方・結婚式のおすすめ演出など

January 23, 2023

6月の花嫁という意味を持つジューンブライド。6月に結婚すると、生涯幸せになるという古くからある言い伝えです。ジューンブライドの発祥はヨーロッパですが、日本でも浸透しているため6月に挙式するカップルは多くなっています。ジューンブライドの由来や取り入れ方・アイディア、結婚式での演出方法を紹介します。

サムネイル

ジューンブライドの意味と、日本での現状

白い花の周りに並べられたグラス

6月の花嫁という意味を持つジューンブライドは、ヨーロッパが発祥のロマンに溢れた言い伝えです。まずは、ジューンブライドの意味や由来、日本での現状を紹介します。

ジューンブライドの意味

6月に結婚することをジューンブライド(June bride)と呼びます。「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」というこの言い伝えは、古くからヨーロッパで信じられているジンクスでした。現在では日本にもジューンブライドが広がり、そのロマンティックな内容から、多くの女性の心を引きつけています。

ジューンブライドの由来

ジューンブライドの由来は諸説ありますが、主に以下の3つが有力視されています。

①ローマ神話やギリシャ神話が由来という説。
②昔のヨーロッパは3~5月が農作業の繁忙期だったため、6月に結婚するカップルが多かったという説。
③ヨーロッパの6月は乾季のため、1年で最も雨が少なく、天候に恵まれた月であることから結婚するカップルが多かったという説。

日本でのジューンブライド

ジューンブライドは6月ですから、日本では梅雨の時期にあたります。現在では屋内での結婚式も多く見られるようになってきましたが、以前は結婚式といえば屋外が主流でした。そのため、雨が多くなる6月は自然と結婚式が少なく、式場やホテルは閑散とした状態でした。

そこで、6月の売上をなんとかしようとしたホテルが、1967年頃にヨーロッパのジューンブライドを日本で宣伝。その結果、日本にジューンブライドが伝わったといわれています。

ジューンブライドの取り入れ方&アイディア

新郎新婦の足元

ジューンブライドと聞くと6月の結婚式をイメージしがちですが、必ずしも6月に挙式しなければいけないわけではありません。6月に挙式ができなくても、ジューンブライドを叶えることは可能です。具体的にどうすれば良いのか、ジューンブライドの取り入れ方の例を紹介していきます。

入籍を6月にする

ジューンブライドは挙式だけではなく、結婚にまつわる事柄全般を指しています。そのため、入籍を6月に行って挙式は別の月にした場合でも、ジューンブライドになります。6月に挙式が行えなかったり、雨を避けたりしたい場合は、入籍を6月にしてジューンブライドを取り入れるのもおすすめです。

雨に対応した結婚式場を選ぶ

結婚式場の中には、吹き抜けのテラス空間やインナーガーデンなど、雨でも晴れの日と同じように演出が行える設備が整っている場所もあります。フラワーシャワーやガーデンウエディングなど、晴れの時しか行えないような内容も、雨の可能性を考えて別の場所で予定通りのプログラムを用意してくれるところもあるようです。

6月の記念日と合わせる

6月は恋人にまつわる記念日が多い月です。6月の第1日曜日がプロポーズの日で、12日は恋人の日、第3日曜日には父の日があります。

記念日とジューンブライドを合わせて挙式や入籍を行えば、喜びもひとしお。幸せムードがさらに高まるでしょう。パートナーとの記念日が6月にある場合は、その日と合わせるのもおすすめです。

雨が降らない地域で結婚式を挙げる

6月に結婚式を挙げるなら、雨が降りにくい地域を選ぶ方法もあります。なかでもおすすめなのは北海道です。北海道は6月が旅行シーズンで、下旬にはラベンダー畑で写真撮影を行うこともできます。

また、6月下旬なら沖縄もおすすめ。沖縄の梅雨は、例年5月中旬頃〜6月下旬頃までのため、他の都道府県よりも雨が降る確率は低めです。北海道や沖縄でも雨が降らないとはいえませんが、他の地域よりは6月の結婚式が叶いやすいでしょう。

海外ウェディングを行う

先述したように、海外の6月は気候に恵まれやすい快適なシーズンです。特にヨーロッパやハワイ、バリ島は挙式や旅行に最適な気候といえるでしょう。ジューンブライドはヨーロッパ発祥の言い伝え。海外で挙式を行い、本場で夢を叶えるのも素敵です。

ジューンブライドのメリット

ブーケを抱えた新郎新婦

気温や費用など、ジューンブライドにはロマンティックな言い伝え以外にもメリットがあります。6月に結婚式を挙げるメリットをチェックしていきましょう。

新婚旅行にぴったり

晴天の空と美しいビーチ

6月はヨーロッパやハワイで気候に恵まれやすい時期。海外での挙式はもちろん、新婚旅行にも最適といえます。日本の6月は連休がなく、旅行シーズンではないのもポイントです。大型連休などの旅行シーズンと比較すると、お得なプランで新婚旅行を楽しめるかもしれません。

気温がちょうど良い

6月は雨こそ心配になりますが、暑すぎたり寒すぎたりしないため、気温的にはちょうど良い時期といえます。肩やデコルテが開いたドレスを着ても、寒さを感じることは少ないでしょう。真夏のように汗もかきにくいので、メイクが崩れてしまう心配もありません。

また、新婦目線だけではなくゲスト目線でも衣装選びがしやすい時期です。

結婚式の費用が抑えられる

ジューンブライドの人気は高まりつつありますが、やはり6月は雨が降ることが多いため結婚式の人気シーズンとはいえません。人気の高い春や秋と比較すると、6月は費用が安く設定されている場合も。結婚式場によってはお得なプランを用意していることもあるので、チェックしてみて損はないでしょう。

【結婚式】ジューンブライドにおすすめの演出&アイディア

装飾・ブーケを6月にちなんだものにしたり、ドレスを選んだりしてジューンブライドの演出を取り入れてみましょう。6月の記念日に合わせた演出を行うのもおすすめです。ジューンブライドにおすすめの演出やアイディアを紹介します。

6月の記念日に合わせて結婚式の演出を取り入れる

6月のカレンダー

先述したように、6月にはさまざまな記念日があります。挙式日と6月の記念日が重なったら、記念日ならではの演出を取り入れてみましょう。6月の記念日は以下の通りです。

【6月の記念日】
6月1日:真珠の日
第1日曜日:プロポーズの日
6月10日:時の記念日
第3日曜日:父の日
夏至(6月21日前後):キャンドルナイトの日

「真珠の日」に挙式をする人は、パールを使ったジュエリーを身に着けると、より素敵な花嫁姿に。「プロポーズの日」に挙式をする場合は、披露宴でプロポーズの再現を取り入れてみてはいかがでしょうか。

「時の記念日」には、親へのプレゼントを時計にするなど、時計をかけた演出がおすすめです。「父の日」に挙式をする場合は、親に感謝の気持ちを伝える演出を取り入れると良いでしょう。

また「キャンドルナイトの日」はナイトウエディングを行い、ガーデンにキャンドルを灯して素敵な雰囲気を演出してみるのもおすすめです。

装飾・ブーケを6月にちなんだものにする

6月の結婚式にぴったりの花

6月の花を装飾やブーケに取り入れて、ジューンブライドの演出をするのも素敵です。6月の花には紫陽花(あじさい)や、優しい香りのライラック、旬を迎えるシャクヤクなどがあります。

また、サムシングブルーとして青い紫陽花を取り入れると、より素敵な演出になるでしょう。

ジューンブライドにぴったりなドレスを選ぶ

並んだウエディングドレス

ジューンブライドに似合うデザインのドレスを選ぶのもおすすめの取り入れ方です。純白のウェディングドレスはもちろん、6月を象徴する紫陽花のような、ブルーやパープルのカラードレスを選んでみてはいかがでしょうか。

その他、6月の雨上がりの空を連想させるレインボーカラーのドレスで透明感を演出するのも素敵です。チュール素材やフラワーデザインといった、ふんわりとした印象の素材やデザインを取り入れ、幸せムードを高めるのも良いですね。式のコンセプトや規模、演出など、希望するイメージに合わせてドレスを選び、6月の花嫁の夢を叶えましょう。

ジューンブライドを彩る4℃の結婚指輪

並ぶ4℃の結婚指輪

4℃には、ふたりの幸せな門出を祝うエンゲージリングやブライダルリングが揃っています。ジューンブライドに合わせて用意して、永遠の輝きで手元を彩ってみてはいかがでしょうか。

しなやかなウェーブラインの結婚指輪

穏やかな時の流れを表現したウェーブラインのリング。ライン上のダイヤモンドが流れに沿って可憐にきらめきます。ふたりの愛情と幸せが溢れる毎日に寄り添うジュエリーです。

指元を包み込むストレートラインの結婚指輪

時を経ても凛とした輝きを放つ、ストレートラインの結婚指輪です。込められているのは「ふたりの紡ぐ幸せが永遠に続くように」という願い。生涯にわたって身に着けるのにぴったりな結婚指輪です。

やわらかな丸みのあるV字ラインの結婚指輪

V字ラインで大空を舞う鳥をイメージしている結婚指輪です。指をシャープに長く魅せてくれるのがポイント。ラインの重なりなどにこだわり、プラチナが放つ輝きの美しさをさらに引き出しています。

一生の想い出になるジューンブライドを叶えて

新婦に指輪をはめる新郎

ジューンブライドは、古くから多くの女性たちが憧れたジンクスです。挙式が6月にできなくても、入籍を6月にすればジューンブライドといえます。ジューンブライドに難しい決まりごとは存在しないので、パートナーと相談して憧れを叶えてみてはいかがでしょうか。

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