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サステナブルジュエリーが注目される理由とは?環境に配慮したおすすめブランドも
June 27, 2022
サステナブルジュエリーとは、環境に配慮したジュエリーのこと。この記事ではサステナブルジュエリーの意味やエシカルジュエリーとの違い、ジュエリーが抱えている問題とともに、「cofl by 4℃」の特長とおすすめ商品を紹介しています。サステナブルジュエリーのことを知り、ジュエリーの環境問題について考えてみましょう。
contents
- サステナブルジュエリーとは?エシカルジュエリーとの違い
- サステナブルジュエリーとは環境問題に配慮されたジュエリーのこと
- エシカルジュエリーとの違い
- ジュエリーが抱えている問題
- 宝石が内戦の財源に
- 労働者の貧困
- 宝石の採掘による環境破壊
- サステナブルジュエリーを取り扱う「cofl by 4℃」の特長
- 「ラボグロウンダイヤモンド」を使用
- リサイクルメタルの素材を使用
- 素材調達〜ジュエリーの製造を国内で完結
- 環境に配慮したケース
- 売上の一部を森林保全団体に寄付
- 「cofl by 4℃」のおすすめサステナブルジュエリー
- モダンな印象のブレスレット
- 存在感のあるボリュームチェーンブレスレット
- ボリュームチェーンと細身チェーンを楽しめるロングネックレス
- 環境に優しいサステナブルジュエリーで美しさを未来へ
サステナブルジュエリーとは?エシカルジュエリーとの違い
社会問題や環境問題に注目が集まる中、人気が高まりつつあるサステナブルジュエリー。まずはサステナブルジュエリーの意味や、エシカルジュエリーとの違いを見ていきましょう。
サステナブルジュエリーとは環境問題に配慮されたジュエリーのこと
サステナブルジュエリーとは、社会問題や環境問題の解決に貢献できる素材を使ったジュエリーのこと。宝石の産地や仕入れルートが明らかになったもののみを使用したジュエリーや、環境に配慮した素材を使ったジュエリー、売上の一部を寄付するジュエリーなどがサステナブルジュエリーと呼ばれています。
なお、サステナブル(Sustainable)はsustain(持続する)の動詞と、able(〜できる)の形容詞からなる言葉で「持続できる」「維持できる」の意味があります。
エシカルジュエリーとの違い
エシカル(ethical)は、ethic(倫理・道徳律)の名詞と接尾辞「-al」からなる言葉。「倫理的」「道徳的」などの意味があり、社会貢献の意味で用いられることが多くあります。
サステナブルジュエリーとエシカルジュエリーに明確な違いはなく、企業によって呼び名が変わります。また、エシカルジュエリー(サステナブルジュエリー)を身に着けることが、サステナブルな行動につながっているといえるでしょう。
ジュエリーが抱えている問題
ジュエリーで使われる宝石は、原産国によっては売上が内戦の財源となっていたり、労働者の貧困が問題視されていたりします。こちらでは、ジュエリーが抱えている3つの問題を紹介します。
宝石が内戦の財源に
紛争地域で採掘されるダイヤモンドなどの宝石が、武器を調達するための外貨獲得手段になっていたり、宝石が原因で紛争が起きていたりすることが問題視されています。これらの対策として、紛争地域で採掘されたダイヤモンドを市場から排除する動きが活発化しています。
労働者の貧困
宝石を採掘している発展途上国では、採掘に携わる労働者の低賃金労働や、児童労働などの人権問題が問題視されています。そのような状況を改善するため、公平・公式な貿易を意味するフェアトレードにより、公式な対価を支払う取り組みが行われています。
宝石の採掘による環境破壊
1カラットのダイヤモンドを採掘するのに250トンの土が掘り返されていることや、ジュエリーが手元に届くまでのCO2の排出量が自然環境の破壊につながっているのでは…とも考えられています。
そこで注目を集めているのが、ラボ(研究機関や工場)で生成された“ラボグロウンダイヤモンド”です。天然のダイヤモンドと同じ化学組成のため、天然ダイヤモンドと変わらない見た目・輝きをしています。
エシカルな宝石「ラボグロウンダイヤモンド」とは?魅力やおすすめジュエリーを紹介 ラボグロウンダイヤモンドとは、ひとの手によってつくられたダイヤモンドを指します。本物のダイヤモンドと認められているだけではなく、地球に優しくサステナブルなのもポイント。本記事では、ラボグロウンダイヤモンドの概要や魅力、生成する方法の他、天然のダイヤモンドとの違いなどを紹介していきます。
サステナブルジュエリーを取り扱う「cofl by 4℃」の特長
2022年に創立50周年を迎えた4℃では、これからの未来を見据えて、素材ひとつひとつにこだわったサステナブルジュエリーブランド「cofl by 4℃」を立ち上げました。ここでは「cofl by 4℃」の特長を紹介します。
「ラボグロウンダイヤモンド」を使用
「cofl by 4℃」のジュエリーには、ラボグロウンダイヤモンドが使用されています。天然ダイヤモンドと科学的・物理的・光学的性質が同じのため、ひと目見ただけでは違いが分かりません。ラボグロウンダイヤモンドは環境に優しく、未来へ美しさをつなぐ次世代のためのジュエリー素材です。
リサイクルメタルの素材を使用
「cofl by 4℃」では、リサイクルメタルをジュエリーの地金に使用しています。リサイクルメタルとは、廃棄されたPCや携帯電話などの電子製品が精錬を経てピュアになった再生地金のこと。遠い国の鉱山からではなく、国内で循環する素材を用いてジュエリーをつくる地球環境に配慮した貴金属素材です。
素材調達〜ジュエリーの製造を国内で完結
「cofl by 4℃」は日本の優れた技術をもつ職人が、ひとつひとつ丁寧にジュエリーを仕上げています。サステナブルな取り組みは、ラボグロウンダイヤモンドやリサイクルメタルなどの素材だけではありません。「cofl by 4℃」では、素材調達からジュエリーをつくる工程まで可能な限り国内で完結するなど、製造もサステナブルな選択が行われています。
環境に配慮したケース
「cofl by 4℃」ではジュエリーだけでなく、ブランドにかかわるすべての素材が環境に配慮したものです。例えばFSC認証のショッピングバッグ、RoHS指令基準をクリアした生地でつくられたソフトケース、牛乳パックをリサイクルしてつくられたケースなど。環境問題はもちろん品質にもこだわり、ジュエリーを手にした時の喜びを大切にしています。
売上の一部を森林保全団体に寄付
「cofl by 4℃」は、売上の1パーセントを森林保全団体more trees(モア・トゥリーズ)へ寄付しています。身近な日本の森林を守ることが地球の環境保全につながっていくでしょう。
サステナブルブランド『cofl by 4℃』 地球とジュエリーの未来のために今できること 長年の想いを経て生まれた、4℃初のサステナブルなブランド『cofl by 4℃』。素材や製造法などすべてにおいて地球環境に負荷をかけないことにこだわり抜いた、新たなD2Cブランドについての思いやこだわりをお聞きしました。
ジュエリーで叶える社会貢献活動とは? 最近耳にする機会が増えた「企業の社会貢献活動(CSR)」ですが、具体的にどのような活動があるのかご存知でしょうか?CSRは決して企業内だけの活動ではなく、消費者側が参加できる活動もあります。この記事では社会貢献活動の基本や、4℃が2008年から続けている社会貢献活動「アクアプログラム」について詳しくご紹介します。
「cofl by 4℃」のおすすめサステナブルジュエリー
最後に「cofl by 4℃」のおすすめサステナブルジュエリーを紹介します。どのようなサステナブルジュエリーがあるのかチェックしてみてくださいね。
モダンな印象のブレスレット
艶やかなゴールドと、ラボグロウンダイヤモンドの上品な輝きがモダンな印象のブレスレット。チェーンや石留めによりコントラストが効いた、シンプルながらもディテールにこだわってつくられたデザインも魅力的です。好きな長さに調整できるフリーアジャスター仕様になっています。
存在感のあるボリュームチェーンブレスレット
艶やかな地金チェーンのコマにセッティングされたラボグロウンダイヤモンドが上品に煌めく、存在感のあるボリュームチェーンブレスレット。どの位置でも直接留められるため、好みの長さで調整ができます。単体使いはもちろん、細身のブレスレットとの重ね着けもおすすめです。
ボリュームチェーンと細身チェーンを楽しめるロングネックレス
ボリュームチェーンと細身チェーンのコントラストにより、こなれ感のあるロングネックレスです。上品に煌めくベゼル留めのラボグロウンダイヤモンドが上質感をプラスします。
フリーアジャスター仕様で、短くするとチョーカーとして身に着けることも可能です。ロングネックレスの長さで、ショートネックレスと重ね着けするのもおしゃれ。スタイルに合わせておしゃれを楽しめるジュエリーです。
環境に優しいサステナブルジュエリーで美しさを未来へ
社会問題や環境問題に貢献できる素材や宝石を使っている、サステナブルジュエリー。再生地金であるリサイクルメタルや、ラボで生成されたラボグロウンダイヤモンドを使っているジュエリーがあります。サステナブルジュエリーは今回紹介した商品のように、おしゃれで洗練されたジュエリーです。サステナブルジュエリーを身に着けて、環境問題に取り組んでみてはいかがでしょうか。