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注目の素材「リサイクルメタル」とは。特徴やおすすめジュエリーを紹介
June 27, 2022
リサイクルメタルとは、携帯電話やパソコンなどの国内で廃棄された電子機器から生まれた金属素材のこと。ジュエリー界でも注目されており、近年ではリサイクルメタルを使ったジュエリーも増えてきています。本記事では、リサイクルメタルとはどのようなものかや、リサイクルメタルを使ったジュエリーの魅力やおすすめの商品を紹介していきます。
contents
サステナブルな素材「リサイクルメタル」
次世代の素材として、再生素材であるリサイクルメタルに注目が集まっています。まずは、リサイクルメタルとはどのようなものかを紹介していきます。
リサイクルメタルとは
リサイクルメタルとは、その名の通り、リサイクルされた金属素材のことを指します。廃棄された携帯電話やPCなどの電子機器は、現在新たな資源として注目されており「都市鉱山」と呼ばれています。都市鉱山から集められて精錬された再生地金は、リサイクルメタルとして再利用が可能です。
2008年時点の調べでは、日本の都市鉱山には、金は約6,800トン、銀は約6万トン蓄積されているという結果が出ました。都市鉱山にあるすべてのものを再生することはできませんが、かなりの量のものがリサイクルメタルとして生まれ変わり、新たなものとして活用される可能性を秘めているのです。
通常の素材とリサイクルメタルの違い
リサイクルメタルは、従来のシルバーやゴールドと変わらない品質といわれています。原料は違うものであっても、精製する工程はほとんど同じで、純度も変わりません。そのため、従来のシルバーやゴールドと同じ質感を纏うことが可能です。
ジュエリー界におけるリサイクルメタル
サステナブルはアパレルだけではなく、ジュエリーの世界にも浸透してきています。近年のサステナブル志向の影響もあり、近年ではリサイクルメタルを使ったジュエリーも増えてきました。
天然資源であるゴールドやシルバーは、埋蔵量に限りがあります。そして、多くの労力やエネルギーを消費した採掘を経てジュエリーになります。
天然資源であるゴールドやシルバーが遠い国で採掘されるのに対し、リサイクルメタルは国内で精錬が可能。出処がはっきりとしており、国内で素材を循環させることができるため、エシカルでサステナブルな素材としてジュエリー界でも注目度が高まっています。
リサイクルメタルのメリット
リサイクルメタルを使用することで、さまざまなメリットが生まれます。ここでは、主なメリットについて紹介していきます。
資源の使用量を少なくできる
ジュエリーの素材となるシルバーやゴールドは、鉱山から産出される鉱物資源です。天然の鉱物資源であるため、その量には限りがあります。また、鉱山開発はエネルギーや労力など、あらゆる面でコストが高いのが事実です。近年では排水など、地球環境に影響を及ぼしている点も言及されています。
一方、リサイクルメタルのような再生地金は鉱山から採掘されるのではなく、廃棄されたものを再利用した素材です。廃棄物の再利用は地球環境への配慮にもなるため、サステナブルな素材と言えます。また、リサイクルメタルの活用は、限りある天然資源の枯渇を防ぐことにもつながります。
無駄なく地産地消ができる
現在の日本では、鉱物資源のほとんどを輸入に頼っています。特にゴールドのように世界情勢や経済の影響を大きく受ける素材は、近年、価格の変動が激しくなっている傾向にあります。
それに対して、リサイクルメタルは国内の都市鉱山から精錬される素材です。輸入を必要とせず、自国の資源として廃棄された素材を活用できるため、地産地消が叶うと言えるでしょう。
リサイクルメタルを使ったジュエリーの魅力
リサイクルメタルを使ったジュエリーを身に纏ってみてはいかがでしょうか。リサイクルメタルを選ぶことは地球環境に優しいだけではなく、自己表現にもつながります。魅力を紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
サステナブルファッションを楽しめる
地球環境や社会福祉に配慮したサステナブル・エシカル志向はファッションにも浸透してきています。また、現在トレンドとなっているサステナブルファッションは、アパレルだけではなくジュエリーでも取り入れられます。リサイクルメタルを使ったジュエリーも、サステナブルファッションのひとつと言えるでしょう。リサイクルメタルのジュエリーから、サステナブルファッションに挑戦してみるのもおすすめです。
自身の表現につながる
現代では、ファッションやジュエリーもさまざまなものが流通しています。膨大な選択肢の中から、自身が決めたものを身に着けることは、一種の自己表現とも言えるでしょう。
例えば、サステナブルやエシカルな考え方に関心があるから、再生素材やトレーサブルな服などを選択するという自己表現ができます。これはアパレルだけではなく、ジュエリーも同様。自身の価値観や興味に沿った、素材の選択ができるのです。
また反対に、リサイクルメタルを身に着けることが、サステナブルやエシカルへの関心や興味を抱くきっかけとなるかもしれません。
サステナブルジュエリーブランド「cofl by 4℃」
4℃は2021年、「cofl by 4℃」というサステナブルジュエリーブランドをローンチしました。cofl by 4℃では、素材にこだわったサステナブルジュエリーを取り扱っています。先ほどから紹介しているリサイクルメタルや、ラボグロウンダイヤモンドなど、ジュエリーに使用されているのはサステナブルな素材。また、ショッピングバッグやケースなどの、ジュエリー以外のものもすべて地球環境に配慮した選択をしている点もこだわりです。
商品の透明性も追求しており、ジュエリーは高度な技術を持った日本の職人が製造しています。そして、ジュエリーの売上の1%は森林保全団体に寄付されます。
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リサイクルメタルを使った4℃ジュエリー
cofl by 4℃では、さまざまなデザインのジュエリーを揃えています。ここでは、特に人気の高いジュエリーを紹介していきます。
サークルモチーフのネックレス
やわらかなサークルモチーフのネックレス。ラボグロウンダイヤモンドの輝きがアクセントになっています。オーソドックスなデザインは、どんなコーディネートにも合わせやすいため普段使いとして重宝しそうです。
チェーンデザインのブレスレット
トレンド感たっぷりなチェーンモチーフのネックレス。さり気なく輝くラボグロウンダイヤモンドの輝きが、トレンドの中に上品なエッセンスを加えてくれます。腕時計やブレスレットとの重ね着けもしやすいため、コーディネートバリエーションも広いです。
サークルプレートのリング
手元にほど良い重厚感とクラス感を与えてくれるリング。指に沿うようなプレートデザインは、モードで大人っぽい印象を与えてくれます。コーディネートを選ばず、気軽に着けられるのも嬉しいポイントです。
リサイクルメタルで次世代のファッションを楽しんで
地球環境に優しく地産地消が叶うリサイクルメタルは、次世代の素材としてこれからさらに注目されることでしょう。従来のシルバーやゴールドと変わらない質感を、ぜひ確かめてみてください。
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