今回お話を伺ったのは……

ファッション＆占いエディター　
青木良文
商社勤務を経てファッションエディターに。現在はモード誌やウェブメディアを中心にファッションと占いの編集を担当し、自身で行う占いも話題。そのポジティブなメッセージは男女問わず多くの人から支持されている。

Q.2023年はどんな年になるのでしょうか？

この1年で生まれた「縁」が、この先の約10年を左右する大事な年に

「風」の気を持つとされる2023年の大きなテーマは「縁」。2023年に築いた縁は、この先10年くらい長く続く縁となるとも言われている、とても重要な年です。「縁」はパートナーをはじめとした、恋愛や結婚をまず思い浮かべる方も多いと思いますが、それだけではなく、仕事や住んでいる場所、身の回りのものなど全てが縁ですよね。だから2023年をハッピーに過ごすためには、自分の周りにあるいろいろな「縁」を見直してみることがとても大事になりそうです。

Q.運気を上げるために2023年はどんなことに気を付けたらいいでしょう？

違和感のある縁を手放し、新たな良縁を呼び込む

一人が持てる縁の数はある程度決まっていると思うんです。なので良い縁を呼び込むには、今の縁を見直し、違和感があったら、一度手放してみることも大切。特に2023年は、古いものに固執することは避けたほうがいいですね。例えば身の回りでいうと、古い洋服をため込んでいるのもそう。着なくなった服は処分して、新たな風の気を呼び込む準備を。仕事に関しても「辞めたい」「転職したい」と思っているのに前に進めなかったり、パートナーとイマイチうまくいっていないのにお付き合いを続けていたりと、違和感のある縁に縛られている人は2023年でしっかり手放しておかないと、次の10年間をハッピーに過ごせない可能性も。


変化は進化とも言いますけれど、コロナ禍の2020年から2024年の5年間は常に変化していくことが大事なタイミング。そう考えると2023年はその後半に入ってきますから、この3年間を思い返し「あんまり変化できていなかったかも」と思う人は2023年にアクションを！しっかり自分を見つめなおし、違和感のある縁を手放しておいて。


次に大事なのは軽やかにアクティブでいること。縁はタイミングとチャンスがポイントになるからこそ、良い縁を呼び込むためにまずは外に出ましょう。風の時代は、家にじっとして受け身でいるとチャンスを逃しがちに。自分の運を動かすためにはまず動いて。「運」って運びなんですね。だから「運がいい」と言うことは、運びがいいということでタイミングが合いチャンスに恵まれること。何かアクションを起こしてこそ運気が上がり、良縁にも恵まれるんです。そういう意味でも2023年は自分の縁ときちんと向き合って、どう動くか？が最重要ポイントになってきますね。

Q.2023年、風の時代に「縁」を呼び込むためには？

お守りジュエリーを、さりげなく身に着けるのがおすすめ

目に見えるものでありながら、目に見えないパワーを感じるジュエリーは、これからの風の時代にはマストアイテム。思いを叶えてくれるものとして、神社やお寺でいただくお守りや数珠などもありますが、このように見るからにお守り！と見えるものは、実は想いが強すぎて、身に着けていても願いが天に届きにくいとも言われています。だからこそ一見お守りに見えない、お守りジュエリーはおすすめなんです。

Q.お守りジュエリーを着ける時のポイントは？

「どう変わりたいか？」具体的な想いがハッピーのカギに

ジュエリーは着け初めに、願いをひとつだけ込めるのがよいそう。１つのジュエリーに対して何個も何個も願いを込めるのは避けて。ジュエリーに込める願いも、「恋人がみつかりますように」「出会いがありますように」「転職がしたい」などの漠然とした内容ではなく、ポイントは、より具体的にリアルな願いにすること。まず自分はどう変わりたいかを考え、「〇〇〇なひとに出会いたい」「○○〇な会社に入って○○の仕事がしたい」など、思いをより具体的にして、そのためのアクションが起こせるような内容を込めて。


新たなジュエリーを購入したら、最初に着けるのは記念日や新月の日がおすすめ。特に太陽と月が重なりその姿が見えなくなる新月の日は、今新しいことへのチャレンジや目標を設定するのに向いている日。すべてをゼロに戻して再スタートをするのにも適していますから、新しい自分に生まれ変わるような気持ちでジュエリーに願いを託して。

Q.2023年おすすめのお守りジュエリーとは？

使われるモチーフや石、着け方などによってその意味が変わってるのがお守りジュエリー。2023年の自分の願いや想いに合わせたアイテムの選び方や着け方、おすすめアイテムをお聞きしました。

干支のうさぎモチーフで飛躍の年に

2023年の干支でもあるうさぎは、大きく前に飛ぶことから「飛躍」を表すラッキーモチーフなので、2023年はぜひ取り入れたいアイテムの一つ。このうさぎがモチーフとなったピアスとブレスレットは、新年の幕開けにピッタリのセット。うさぎフェイスの可愛らしいピアスのデザインもさることながら、ポイントはバニーチェーンを使ったブレスレット。よく見るとチェーン自体がうさぎの耳と顔になっているデザイン！このさりげなさが愛らしい個性を放ち、手元を上品に彩ってくれるアイテム。

ブレスレットはどちらに着けるかがポイントに

幸せを「つかむ」という表現からも、手元に着けるブレスレットは、良縁をつかめるかどうかを左右する大切なアイテム。最初に着けるときにはしっかり「○○な幸せをつかみたい」「こうなっていたい」という想いを込めておいて。また、左右どちらに着けるかでも意味が変わってくるアイテムなので、着ける時はぜひ以下を意識して身に着けてみてください。　

【右】
右手は吸収、収穫する腕であると言われています。出会いや縁を求める場合は、運を引き寄せるという意味からも、右手にブレスレットを着けるのがおすすめ。

【左】
左手はエネルギーを放出するパワーがあると考えられており、自分の力を最大限に発揮したいときは、左手にブレスレットを着けるのがおすすめ。金運や仕事運のアップ、行動を起こして何かを成しとげたい場合などは、意識してみて。

ブレスレットは必ず右(左)どっちかに着けなければいけないと決まっているわけではないので、その日の気分や欲しい運気、こうありたいと思う自分像に合わせて、着ける側を意識して変えてみてください。

耳周りはデザイン選びがカギ

イヤーカフやピアス、イヤリングなど耳周りに着けるジュエリーは、顔にもっとも近い位置にあるためその人の印象を左右するとも。耳周りのアイテムは、そのデザインによって意味合いが変わってくるのがポイント。
耳にしっかり固定されるスタッドタイプは、ジュエリーに使われている石のパワーをダイレクトに受け取ることができるそうなので、石にもこだわって選ぶのが◎。揺れるタイプのデザインは、ジュエリー自体が風を起こしてくれるから、良縁をもたらすと言われています。

ネックレスは長さを調整して良縁を呼び込む！

ネックレスのポイントはチェーンの長さ。鎖骨から下３～５cmの間に運気を取り込むスポットがあると言われていますので、この位置にペンダントトップを持ってくるように着けると、ジュエリーの持つ運気を取り込むパワーが強くなるとも。

このスポットから気が入ってくるので、嫌な人といたり、何となく嫌な場所にいる時は、鎖骨周りは隠すのが◎。また「この人素敵だな」「この場所好きだな」と思ったら、鎖骨周りはしっかり出した方がいいですね。ぜひ鎖骨の下にアクセントになる石が入ったネックレスで、ポジティブなパワーをチャージして。

馬蹄モチーフで悪い縁を絶ち、良い縁を繋ぐ

古来より魔除けや厄除けとして使われてきた馬蹄モチーフのネックレス。馬蹄にはハッピーを呼び込み受け止めるという意味を持っていることから、幸せを掴むモチーフと言われています。また、災いから身を守ってくれるという意味もあるため、悪い縁を一掃して良い縁を取り込んでくれるお守りジュエリーとしてもおすすめ。

Q.お守りジュエリーを選ぶ際のポイントは？

自分の心にピンとくる「お気に入り」を選んで

「お気に入り」って気が入るって書くように、運気を呼び込むには、自分のお気に入りのものを選ぶのが一番いいんです。
自分の心にピンときたものが「ご縁」なので、その直感を信じて選ぶのがおすすめです。もちろん石やモチーフの意味は大事な要素ではありますが、あまりガチガチにならず、自分の心が動いたものを選ぶのが大切なポイント。

ジュエリーだけでなく、日々使うものや身の回りのものだって同じ。お気に入りのものに囲まれて、環境を整えておくことで気の流れが良くなって、様々な運気をアップさせてくれるんです。何の思い入れもなく適当に買った、お気に入りでないものに囲まれているよりも、しっかり自分が気に入ったお気に入りのアイテムで、良い気を呼び込みましょう。

最後に読者の皆様へ向けて、メッセージをお願いします

2023年は今ある縁を改めて見直し、新たな縁を呼び込んで自ら変化し、風を起こせるような人が羽ばたいていく流れに。ジュエリーも男性にプレゼントされるのを待つのではなく自分で買う時代ですから、新たな年を迎えるタイミングでお気に入りジュエリーを自分自身にプレゼントして幸運を。

また、せっかくのお守りジュエリーを手に入れても、持っているだけでなく、身に着けておしゃれを楽しんで、どんどん外に出ましょう！お守りジュエリーが背中を押してくれるから大丈夫。積極的に行動して良い運気を呼び込んでいきましょう。