成果が見えにくい仕事だからこそ
可能性を信じ挑戦し続けることが大事
2004年入社（中途） / 店舗運営部 / チーフトレーナー
N.M

Q1 入社した理由と
その後のキャリアについて教えてください

実は、転職活動をする少し前に祖父が亡くなったのです。その後、祖父の結婚指輪を祖母がずっと大事に身に着けている姿を見て、「ジュエリーは“買って終わり”ではなく、ともに人生を歩むパートナーのようなもの」と思い、素敵だなと感じたことがジュエリー業界に目を向けたきっかけでした。ジュエリーを扱うさまざまな企業を自分なりに研究して、実際に店舗に赴いて接客を受け、一番魅力を感じたのが4℃でした。入社後、ファッションアドバイザー、店長、エリア課長を経験し、現在はトレーナーとして、ファッションアドバイザーの育成や販売戦略の立案などを担っています。

Q2 現在の仕事内容について
より具体的に教えてください

私たちトレーナーのミッションは、ショップで活躍するファッションアドバイザーの販売スキル向上のための施策を考え、それを実行し成果につなげていくことです。具体的には、お客様のニーズを理解し、現場のスタッフに今求められていることを店長会で情報発信を行います。また、販売スキル向上に向けての教育計画の立案・研修実施はもちろん、臨店指導を行うこともあります。私が感じているこの仕事の一番の魅力は、全店、全ブランドの幅広いノウハウに触れられることです。店舗や個人がこれまで経験してきた成功例を他店舗へ共有し、全社の成長へ活かせることがやりがいです。

Q3 やりがいを感じた
具体的なエピソードがあればご紹介ください

「接客ファイル」を作成したことが私のなかで強く印象に残っています。それまでは、ハイパフォーマーやとても素敵な接客をするメンバーがいたとしても、そのスキルを共有して各現場の底上げにつなげていくまでには至っていませんでした。そこで、成功例をできるだけ多く集め、検索しやすいように商品別やシーン別、ブランド別などにカテゴライズし、「接客ファイル」として冊子を各店舗に配り、オンライン上で確認できるようにして、欲しい情報をスピーディーにアクセスできる仕組みを整えました。この取り組みが「売上実績につながりました」といった現場の声も届いており、一定の手応えを感じています。

Q4 これからの目標について教えてください

仕事の成果がダイレクトかつスピーディーに数字となって表れる販売職とは違い、トレーナーの仕事はすぐに成果は見えてきません。「自分のやっていることが本当に合っているのか」といった不安を抱えながらも、「ブランドのファンを増やす」ことを目標に、「まずはとにかくやってみよう」という姿勢で日々の仕事に望んでいます。働くスタッフにより楽しくやりがいを持って仕事に臨んでもらいたい、そして、お客様だけでなくスタッフたちにももっともっと「4℃って素敵だな」と思ってもらえるような取り組みを考えて実行していきたいですね。