Project Story 02 店舗の顧客づくり

エフ・ディ・シィ・フレンズの店舗責任者として活躍している店長たち。
日々、どのような課題に直面し、どのような工夫をしながら接客やお店づくりを行っているのでしょうか。
抱えているそれぞれの課題を一緒に考えながら語ってもらいました。

Memberプロジェクトメンバー

  • 1999年入社 /
    販売職 / 店長

    I.S

  • 2014年入社 /
    販売職 / 店長

    Y.A

  • 2021年入社 /
    販売職 / 店長

    T.K

店舗の立地や特徴を考慮した接客スタイルを実践しています。

I.S

お二人とは「初めまして」ですね。まずはお互いの自己紹介をしましょう。私は入社して以来、ずっと4℃ブランドを担当してきました。店長になってから2店舗を経験して、現在は埼玉にある百貨店の4℃で店長をしています。

Y.A

私は入社後、バッグやファッションジュエリーを担当しました。7店舗経験して、現在は横浜エリアにある店舗で店長をしています。

T.K

私は代行店で8年間働いたあと、エフ・ディ・シィ・フレンズに入社したと同時に店長となり、現在は甲信越エリアにある百貨店の店舗で店長をしています。

I.S

店舗やエリアによって求められる接客スタイルが変わってくると思いますが、お二人はふだんからどんなことを心掛けていらっしゃいますか?

Y.A

私の店舗は観光地にあるため、旅行客のお客様がとても多いです。また、ご結婚指輪を4℃で選ばれて、そののちの記念日ごとにお店に足を運んでくださる方もいらっしゃいます。選んだ時間も大切な旅の思い出や人生の思い出にしていただけるよう、チーム一体の接客を心掛けていますね。

T.K

私の店舗がある百貨店のまわりにファッションビルが並んでいることもあり、ご年配の方だけでなく若い方、ファミリー、カップルと、さまざまなお客様がご来店されます。お一人おひとりにじっくり時間をかけて、まずはお客様を知ることを大切にしています。

I.S

私の店舗にもさまざまな層のお客様がご来店されます。なかでも40代や50代のお客様が多く、「10年以上前に購入した商品を子どもに譲りたいので修理してほしい」といったオーダーをいただくこともあります。幅広い知識が求められますし、店舗のスタッフには「お客様のニーズをしっかりくみ取りながら、できるかぎりのことをして差し上げてください」と伝えています。

店舗の課題をチャンスに変えて、さらなる成長を目指していきたい。

Y.A

先程お話ししたとおり、店舗には旅の途中で訪れるお客様がたくさんいらっしゃいます。そうしたお客様に、まずはどうやって足を止めてもらい店舗に立ち寄っていただくかが課題の一つですね。

I.S

私の店舗でも同じような課題があります。百貨店のラグジュアリーブランドが並ぶフロアの奥のほうに売り場があるので、初めてのお客様が足をお運びにくいんです。そこで、他店で洋服を買われたお客様に「ジュエリーも一緒に買おう」と思っていただけるよう、他店と一体感をもたせたディスプレイを行ってみました。一定の成果が出ていると思いますので、試してみてはどうでしょう。

Y.A

それ、いいですね。ありがとうございます、さっそく試したいと思います。

T.K

私の店舗は人口が減少している地方都市にあって、そのなかで来店者数をコンスタントに獲得する難しさを感じています。お二人はそうした課題を感じられたことはありますか?

Y.A

新規のお客様を増やすか、リピーターのお客様を増やすか、どちらに注力するか迷いますね。そもそもエリアで人口が減少しているのであれば後者でしょうか。通っていただいているお客様をより大切にして、リピートのタイミングを増やせるよう工夫してみるのがいいかもしれませんね。例えば記念日のタイミングでお祝いのお手紙を差し上げてみるとか。

I.S

私の店舗にも同じような課題がありますね。ただ、接客をして購入に至らなかったお客様が、数ヶ月後にまたいらしてご購入されることもけっこう多いので、まずは一期一会を大切にして、長いスパンでお客様とお付き合いすることが大事ですね。

T.K

貴重なアドバイスありがとうございます。ぜひ参考にさせていただきます。

「4℃だから買いたい」と言っていただける店舗づくりを目指して。

I.S

これは東京近郊の都市にある店舗ならではの課題かもしれませんが、特にブライダルに関しては「せっかくなら都内に行って選ぼう」となりがちです。ブライダルの実績をいかに伸ばすかが一番の課題かもしれません。

Y.A

私の店舗ではブライダルを扱っていないのですが、高額商品の取り扱いがあるので、参考になればとお伝えします。同じフロアに外資系のジュエリーブランドも入っていて、お客様はいろいろ比較されながらジュエリーを見ていらっしゃるのですが、「どこにポイントを置いて選べばいいか分からなくなってしまった」とおっしゃる方がけっこう多いんです。そうした際には、まずは4℃の強みと魅力をしっかりお伝えして、そこに共感いただけた場合には、「それを他ブランドで得られるかどうかをぜひ見てきてください」とお伝えします。すると、「やはり4℃でしか叶えられないのでまた来ました」と言ってくださるお客様が多いですね。

T.K

競合を知る、というのはとても大事だと思います。「ほかのブランドではどんなことを話していましたか?」とダイレクトにお客様に伺うこともあります。その上で、4℃ならではのこだわりをしっかりお伝えすることが大事なのかなと。ちなみに、着け心地に関しては他のブランドではあまり触れていないようなので、「結婚指輪は長く身に着けるものなので着け心地は大事ですよ」とお伝えすると納得されるお客様が多いです。

I.S

なるほど。まずは重要なポイントを絞って分かりやすく伝えることが大事ですね。今回は、同じ店長という立場で活躍されているお二人にさまざまなお話を伺えて参考になりました。どうもありがとうございました。

Y.A

こちらこそどうもありがとうございました。私もいろいろと参考になりましたし、刺激にもなりました。

T.K

ありがとうございました。4℃の仲間として、これからもぜひ一緒にがんばっていきましょう!

Message求職者へのメッセージ

T.K

お客様から「あなたがいるから会いに来ました」と言っていただけると、より大きなやりがいや楽しさを感じます。接客が本当に好きで、接客スキルを深く身に付けていきたい方、より良い接客をしていきたいという方には当社はとても良い環境だと思います。

I.S

お客様からたくさんの元気をいただけて、さまざまな方々の人生や生活に関わりながら、涙したり、笑顔になったりと充実した毎日を送ることができます。人と接するのが好き、話すのが好き、という方には本当に向いている仕事だと思います。

Y.A

ジュエリーも接客もとても魅力的だと思います。ジュエリーは世代を超えて想い出を形として残せる価値あるモノだと思いますし、ジュエリーの接客はお客様の人生の節目に立ち会うことができ、お客様とともに過去を懐かしみながら未来のお話もできるとても素敵な仕事だと思います。

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