2012年入社 /
4℃ジュエリー営業企画課 / 課長 MD /
I・T

定量的・定性的な分析をもとにブランド発展のための戦略を立案

01売上数値を管理し販売戦略に携わるMDの仕事

学生時代に心理学を学んでおり、就職活動では「人の感情やコミュニケーションに重きを置いた仕事」を軸に検討しました。とくに興味を持ったのはジュエリー業界。モノを介してお客様と長く関われる点に惹かれました。
最終的に当社を選んだのは、当時の4℃のキャッチコピーに共感したことが大きいです。そのキャッチコピーとは「薬指がしわくちゃになるまで」。歳を重ねても大切にされるモノづくりが表現された言葉だと感じました。
現在は4℃のMDを担当しています。営業企画課はとくに4℃に関する数値管理がメインの役割です。売上、荒利、仕入れ、在庫などの数字を管理し、予算の作成にも携わります。また、売上が芳しくなければ、要因を分析して課題を見つけ、解決のための施策を立案・実施していきます。
例えば、ギフト商品の売上が減少しているようなら、お客様の購入の後押しになるようなフェアを実施したり、トレンドを踏まえた新商品の開発につなげたりしていきます。

02人の情緒といった定性面も戦略立案の材料に

仕事をする上で常に意識しているのは、「お客様がどう思うか」ということです。ジュエリーは日用品と違い、購買時の優先順位として情緒的価値が高くなる傾向があります。
つまり、「誰かに喜んでもらいたい」「気持ちを伝えたい」「自分へのご褒美に」といった想いが、購買の背景にあるわけです。MDとして売上目標達成のための戦略を考える際も、商品の仕様だけに着目するのではなく、そういった想いを大切にするようにしています。
印象に残っているのは、ペアリングの開発を担当したときのことです。若い人の好みや売れている商品、「男性は女性の意見に同調する傾向がある」といった定性的なところも考慮し、従来とは少し異なるペアリングを提案しました。従来の実績から売上が読みにくい商品でしたが、上司には「ここまで考えたのだからやってみよう」と言ってもらい、実施することに。
結果的に、そのペアリングは10年経った今でもベストセラー商品となっています。

03インサイトを掴むマーケティングで第一想起ブランドに

営業企画課の仕事は、何をするにしても数値的な根拠が求められるため、論理的思考が身に付きます。
数値の分析結果によってブランドの方向性も変わるため、ブランド成長の基軸となっている誇りも感じられる仕事です。また、クリスマスシーズンは今でもヘルプとして店舗に立っていますが、楽しそうに商品を選ぶお客様の様子を見ていると、改めて自分たちの仕事が人々の喜びにつながるものであることがわかり、やりがいを実感できます。
今後の目標は、4℃をお客様の第一想起ブランドにすることです。「ジュエリーブランドといえば」という問いに対し、一番最初に思い起こされるブランドが4℃でありたい。最初に思い起こしてもらえるということは、好意的に捉えてもらっている証です。第一想起ブランドになるには、お客様のインサイトを的確に捉えることが重要です。
そのためにも、今後はより一層マーケティングに力を入れ、商品開発や販促施策につなげていきたいと思います。

Daily Schedule
営業企画課MDの1日

9:10出社、朝礼にて仕事の進捗を共有
9:20帳票類を作成・確認し、実績数値を把握
11:00営業課を交えたミーティングで週次の実績確認
11:45昼休憩
12:45ミーティングで課メンバーの業務進捗状況を確認
14:00売れ筋商品の在庫確認・店舗への配分検討
15:00商品課・企画課との商品企画ミーティング
16:00定番商品の追加発注検討
17:00店舗の現状把握のためのラウンド
18:00退勤(出先から直帰)

Message to you
求職者へのメッセージ

当社は、ジュエリーが好きな人はもちろんですが、誰かの幸せに貢献したい人にとってやりがいを感じられる会社です。私としても、そういった想いのある人と一緒に「お客様のために何ができるか」を考えていきたいですね。MDの仕事に必要なのは、周囲との協調性やコミュニケーション力、そして行動力です。仕事は上手くいくことばかりではありませんが、「誰かのために何かをしたい」という想いは大きな原動力になることでしょう。