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ジュエリーのお手入れ方法とは?保管の仕方・修理についても解説
March 15, 2021
購入したてのジュエリーの輝きは心をグッとときめかせるもの。そんな輝きをずっと持続させたいですよね。お気に入りのジュエリーを永く愛用するためには、お手入れをすることが大切。そこで今回はジュエリーの素材別のお手入れ、保管方法などを解説します。その他、お手入れだけでは解決できないジュエリーの修理についても紹介していきます。
contents
ジュエリーの傷や汚れの原因
ジュエリーに細かい傷がついたり、変色したりするのには何気ない日常の中に原因があります。傷や汚れの原因を知り、対策してみましょう。
ジュエリーの傷の原因
素材や宝石の種類によって硬度が違うジュエリーですが、基本的に繊細で硬いものに当たるだけで傷ついてしまいます。日常生活の中での食器洗いや服の着脱など、些細な衝撃で傷になるおそれもあるので注意が必要です。
ジュエリーの汚れの原因
ジュエリーは身に着けるものなので、大切に扱っていても汗や皮脂の影響を受けてしまいます。また、ヘアメイクを行う時に使用するヘアスプレーや化粧品などに含まれる油分もジュエリーが汚れる原因の1つ。その他、掃除や洗濯で使う洗剤や石鹸カスなども汚れの原因になりますので、汚れがつく場面では外す方が良いでしょう。
ジュエリーのお手入れ方法
どんなジュエリーも着用した後は、宝石や地金の汚れをやわらかい布などで優しく拭き取るのが基本です。ここではジュエリーの素材ごとのお手入れ方法を紹介します。
地金のジュエリーやダイヤモンド
ゴールドやプラチナなど、地金だけでつくられたジュエリーやダイヤモンドは、着用後にやわらかい布で拭き取ってください。変色を感じた時や煌めきを失ったように感じた時にはプラスケアが必要です。お手入れには、専用クリーナーか中性洗剤を使いましょう。
プラスケアの方法は、まず専用クリーナーまたは中性洗剤を入れたぬるま湯につけて、やわらかいブラシで優しく磨いていきます。その後、真水につけてすすぎ、やわらかい布で水分をすべて拭き取って完了です。
シルバーの変色は箱に保管していても起こることがあります。箱から久しぶりに出した時に輝きが鈍くなっていたということも。そんな時は、シルバーポリッシュを使用し、硫化の汚れを落とす方法もあります。ただし、シルバーポリッシュを使用できるのはコーティングのかかっていないシルバーですので、素材に注意してくださいね。
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パール
パールはとても繊細なジュエリーです。中性洗剤はもちろん、水やお湯でのお手入れもできません。ですので、着用後にやわらかい布で拭くケアを徹底しましょう。パールネックレスは、年に1度は糸に緩みがないかを確認し、緩みのある場合は糸替えを行いましょう。
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カラーストーン
カラーストーンは、種類によってケアの方法が異なります。サファイアやルビー、アクアマリンなどは比較的耐久性があるので、ダイヤモンドと同様に中性洗剤を使ったお手入れができます。しかし、エメラルドは繊細なので、やわらかい布で拭くお手入れだけに止めるのがベターです。
その他の宝石
何百種類もあるとされる宝石はそれぞれ耐久性の違いはありますが、基本的にデリケートなものがほとんど。ターコイズやオパール、サンゴ、コハク、べっ甲なども繊細なため、お手入れはやわらかい布で拭き取る程度にとどめましょう。お手入れ方法が判断つかない宝石の場合、ジュエリーショップで相談してみるのがおすすめです。
ジュエリーの取り扱いや保管方法
お手入れの方法を理解したら、取り扱い方法や保管方法も知っておくと便利です。綺麗にお手入れしたジュエリーを清潔に保管しましょう。
お出かけ直前に身に着ける
ジュエリーを身に着けるのは、メイクやヘアセットなどを終えたお出かけ直前にすると良いでしょう。化粧品やスタイリング剤、香水などの油分がジュエリーに付いてしまったり、着替えをする際にジュエリーが引っかかってしまったりするのを防げます。準備後の清潔な手でジュエリーを着用してくださいね。
シーンによって外す
多くのジュエリーは水や塩素、硫黄に弱いもの。洗い物や入浴、プール、温泉などのシーンではなるべく外すのが良いでしょう。その他、就寝時や乳児の世話をする時、スポーツする時などは、知らないうちに身体を傷つけてしまうこともあるので取り外すのがベターです。
ジュエリーは1点ずつ保管する
ダイヤモンドのように耐久性の優れたものから、パールのように繊細なものまで宝石の強度はさまざまです。そのため、強度の強い宝石と繊細な宝石を一緒に保管してしまうと傷の原因になります。保管する時には宝石同士が擦れ合わないように、小袋やジュエリーボックスの仕切りを上手に使いましょう。購入時についてくる箱のまま保管するのもおすすめです。
直射日光や湿度に注意する
ジュエリーの変色を防ぐためにも、保管時には直射日光を避けましょう。小分けにしたジュエリーはふた付きのケースにしまい、直射日光が当たらない場所に保管してください。
ただしジュエリーは湿気が多い場所にしまい込んでしまうと、劣化してしまうおそれもあります。湿気をとるために乾燥剤を入れる対策もありますが、乾燥に弱い宝石もあるので注意が必要。
定期的にケースから出して、やわらかい布で拭くようなメンテナンスをするのがおすすめです。
空気に触れるのを避ける
ジュエリーの素材によっては(特にシルバーや真鍮)、空気中の水分やほこり、汗などが原因で変色してしまうことがあります。長時間身に着けたり、水気を帯びた状態で放置したりするのは避けるようにしましょう。やわらかい布などで拭き、できるだけ空気に触れないように保管してくださいね。
お手入れで悩みを解決できないジュエリーは修理に
永く愛用していると、修理に出す必要があることも出てくるでしょう。ここでは、4℃でお受けしているジュエリー修理を紹介します。
表面の傷消し
汚れに対するお手入れはご自分でできても、表面にできてしまった細かな傷はなかなかケアできません。4℃では、細かな傷の場合であれば表面を研磨して美しい状態にすることもできます。深い傷の場合は消しきれないこともありますので、一度店舗にて、スタッフに相談してみてください。
チェーンやパーツの取付・交換
ネックレスやブレスレットなどは、強い負荷がかかると切れてしまうこともあります。4℃では購入から1年以内であれば、チェーンやパーツの取付・交換ができます。またチェーンのカット・伸ばしともに10㎝以内であれば無償で行えるので、好みの長さに調節できますよ。
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石留め直し
ジュエリーを愛用していると、自然に石が緩んでくる場合もありますよね。そんな時はジュエリーショップにて石の留め直しがおすすめです。4℃では石の緩みだけではなく、外れてしまった、紛失したなどのお悩みにも対応しています。
クリーニング
4℃ショップでは、専用洗浄機を使ったクリーニングを無償で承っています。自宅ではできないお手入れによって、ジュエリーを美しい状態に仕上げます。磨き加工は有償ですが、ジュエリーの輝きを取り戻せるのでおすすめです。身に着ける時の気分もより高まりますよ。
お手入れしたジュエリーと永く素敵な毎日を
素材や宝石によって、耐久性が異なるジュエリー。どのジュエリーも着用後には必ず汚れを拭き取り、ひとつずつ保管することが大切です。正しくお手入れ、保管すれば、購入時の輝きを保ちながら、永く身に着けられます。一緒に過ごす時間が増えるほど愛着がわくジュエリーと、素敵な毎日を送ってください。