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50周年アニバーサリーを迎えた『4℃』ブランドの軌跡とその想い

March 31, 2022

1972年、ジュエリーがまだ高価な宝石と呼ばれていた時代、数人の若者により手づくりで生み出されたジュエリーが「4℃」のはじまりでした。そこからいくつもの時代を超えブランド創立50周年という節目を迎えた2022年。たくさんのものが生まれては消える時代の中、世代を超えて愛され続けてきた理由とその魅力を改めて掘り下げます。

サムネイル

今回お話いただくのは……
販売促進部:課長、神島涼子さん
2000年に新卒として入社。「4℃」のショップスタッフ・マネージャーの店舗経験を経て2008年販売促進部へ異動。広告、販売促進、広報などのマーケティング、プロモーション、ブランディング、デジタル関連プロジェクトに従事。2019年より現職。現在の4℃ブランドを構築してきたメンバーの一人。

長く関わっているからこそわかる『4℃』という唯一無二の価値

実は初めて買ったジュエリーが4℃でした

20代前半の学生時代、初めて購入したジュエリーが実は4℃だったんです。当時は長く使える良いものを身に着けてみたいと、まずはデパートへ探しに行き、偶然出会ったのが『4℃』。いろいろ見たブランドショップの中で、長く身に着け続けられるシンプルなデザインが気に入ったこともありますが、一番印象に残っているのは親身になって相談に乗ってくれたスタッフの方でした。たくさんの種類がありなかなか選びきれなかったのですが、その方のおかげで運命のジュエリーに出会えたのはすごく印象深い出来事。そして、この時感じた4℃への印象は今でも全く変わらないですね。

“ご縁を大切にする”シンプルだけどずっと変わらない4℃らしさ

ご縁があり2000年に新入社員として入社。就職活動中、様々な会社を見ていく中で最終的に4℃に決めた理由はつくりだすジュエリーがシンプルなのに美しさが宿っていること、そしてやっぱり人でしたね。入社が決まる前から社員の方に何度も相談にのっていただいたり、アドバイスをもらい「私もこういう素敵な人たちと働いてみたい」と思い、入社を決意。4℃は、対お客様だけでなく、社内のスタッフ同士でも親身になって相談に乗ってくれる素敵な方が多いんです。そういう社風が、きっと全国にあるお店1店舗1店舗にも宿っているんですよね。この優しい空気感は、お店を訪れるときっとわかるはずです。

4℃お客様からのお礼のお手紙

店舗時代にお客様からいただいたお手紙は大切に残してあり、今でもお客様それぞれのお顔を思い出しながら読み返すそう。手紙には「私に合うものをいつも選んでくれてありがとうございます!」「相談に乗ってもらえてうれしかったです」などの感想が多く、一店舗スタッフを超えた温かい交流がありました。

思い出に残っているお客様とのエピソードは本当にたくさんあるんですが、いつも記念日にお買い物に来てくださっていたカップルのお客様の結婚時のお話は思い出深いです。エンゲージリングとマリッジリングをどちらも購入してくださった方なのですが、購入時の写真を結婚式のエンドロールでのせてくれたんですよ。それはもう本当にうれしくて、後から動画を見せていただいた瞬間、思わず涙がでてきましたね。こういうエピソードは、私だけでなく全国からもたくさん聞かれるので、そのたびにお客様とのご縁を大事にする4℃らしさを感じますね。

2022年の今年、50周年アニバーサリーを迎えて

4℃のブランドの始まりについて改めて考えます

1972年、数人の若者が手づくりでジュエリーを生み出し、できたのが4℃。そんな若者たちの小さな一歩が、時代を超えて皆様に愛され支えられ、50年後の現在までつながっていると思うと、とても感慨深い思いでいっぱいです。

お客様から「なんでブランド名が「4℃」なんですか?」とたまに聞かれるのですが、実はこれは氷の張った水の底の温度を表しているんです。水は自由奔放にその姿を変えながらも、本質は決して変わらず、地球上のあらゆる生命に潤いをもたらしていますよね。そんな“潤いをもたらす水”のような存在でありたい。それが「4℃」のモノづくりの原点です。もちろんこれからもその想いは変わらず持ち続けていきたいと思っています。

50周年を迎え、改めて思う「4℃らしさ」

やっぱり4℃のジュエリーってどんなお洋服でも、既にお持ちのジュエリーとでもコーディネートしやすいのが変わらない根幹の部分ですよね。私たちをとりまく世界や環境は大きく変わりましたが、ブランドの芯はブレずに、時代を超えても変わらない普遍性が一番の強み。だからこそ10年前のデザインを今でも身に着けられますし、さらに10年後でもお使いいただける。それが4℃らしさかなと思います。

シンプルで質の良い物にこだわってきたからこそ、お客さまには「4℃に行けば、自分に似合うものが見つかる」よくそう言っていただけます。4℃はアフターサービスに熱い支持をいただけているのも、皆さんが自分に似合うもの、長く愛用できるものを見つけているからこそだなと感じます。

50周年アニバーサリーコレクションについて

50周年という特別な節目である今回は、『人生の飛躍』という願いを込め、ブランドの由来である“水”をモチーフにしたスペシャルなファーストコレクション。空から降る一粒のしずくがやがて川となり海となり、そして再び恵みの雨が降り注ぐように、身に着けた方にたくさんの幸せと希望をもたらしますようにと願いデザインされました。

4℃の50周年記念ネックレス

美しい雫をジュエリーで表現するため、何度も試行錯誤を重ねてたどり着いた美しいカッティングとデザイン。

煌めく水面にはねる水滴をかたどった、飛躍を意味する『Leap(はねる)Cutting』と名付けられた、オリジナルカッティングで作られたシリーズ。水をイメージさせる美しく優しいブルーが魅力的なアクアマリンと、本物の輝きを放つダイヤモンドの2種類をご用意。

水の流れを彷彿とさせる美しくたおやかな流線形に、恵みの雨をイメージしたリープカッティングのアクアマリンをセッティング。サイドのダイヤモンドが上品な煌めきを纏い、1アイテム身に着けるだけで一気に華やぎ感をプラス。
ブランド立ち上げ当初にオリジナルで作った4℃アクアゴールドは明るい未来をイメージにし、今回改めて蘇らせました。通常のイエローゴールドよりも柔らかい色味で肌馴染みもよくデイリーにお使いいただけるアイテムです。

しずく型のオリジナルカットガラスがスペシャル感を漂わせる、アニバーサリーならではの限定ケースは、50周年コレクションをお買い上げの方にプレゼント。ブランドコンセプトの水を表現したカットガラスと、象徴的に浮き立たせたロゴが、上品で美しいきらめきを放ちます。

※ご好評につき、50th限定ケースは終了となりました。

『4℃』50周年からその先へ……

身に着ける方の心を豊かにする存在でありたい

4℃のジュエリーは「身に着けた方ご自身を輝かせる」ことを大切にしています。ジュエリーが主役なのではなく、あくまでも主役は身に着けた方ご自身。だからこそ、その人の魅力を最大限に引き出し、輝いていただくため「シンプルな美しさ」にこだわってきましたし、今もこれからも大切にしていきたい想いです。ジュエリーは最も肌に近い存在であるからこそ、やわらかな着け心地や肌になじむ色合いにも、引き続きこだわりを追求していきたいと思いますね。

ある時はお守りがわりに、ある時は思い出を色褪せずに蘇らせてくれるものだったり、日々の気持ちを上げてくれるパワーをくれるものだったり……愛着っていう言葉がぴったりの存在がジュエリー。私達が目指すのは「100 年」の時間を超えて、皆様に愛されつづけるブランドであること。そのためには現状に満足することなく、商品の情熱と責任とともに、お客様にときめきをお届けしたいと思っております。

4℃のジュエリーが身に着ける方の、心を豊かにする存在になりますように。

50周年を記念した特別コンテンツはこちらよりご覧いただけます。

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